桜町病院をご利用の皆様へ
講談社「週刊現代」9月23日号にて報道の通り、当院の専用水道(井戸)から取水した水には、国の定める暫定目標値(50ng/L)を上回る量の有機フッ素化合物(PFOSおよびPFOA)が含まれております。東京都による初回の調査は2020年6月に行われ、この時点で暫定目標値を上回る結果(61ng/L)でありましたが、水質基準項目には含まれていないこと、および健康への影響について確定的な知見があるわけではないことから、対応は保留としておりました。
この度、上記報道に先立ち独自の水質検査を実施したところ、目標値を上回る値(52ng/L)が再度検出されたことから、現在は専用水道からの水に水道水を加え、希釈した状態で提供しております。併せて、院内新生児向けのミルクは、市販の飲料水を用いて調乳することといたしました。
当院をご利用の皆様に安全・安心な水を提供できるよう、専用水道から水道水への全面切換も視野に入れつつ、引き続き水質管理に十分な注意を払って参ります。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2023年9月15日
社会福祉法人聖ヨハネ会 桜町病院
病院長