お知らせ

本町高齢者在宅サービスセンター 地域交流

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

『みんなの安心・ささえ愛ネット』の活動をよろしくお願いいたします!

 「みんなの安心・ささえ愛ネットワーク」(以下「みん愛ネット」)は、2017(H29)年3月にけやき通り商店会長が同商店会復興を目指し行った「けやき通りの元気なコミュニティづくり事業のための調査」(平成28年度地域・まちなか商業活性化支援事業費補助金事業【地域商業自立促進事業】)をきっかけに生まれました。
 この調査で「商店会に求められる役割期待」は、”身近に買物できる環境の充実”といった一般的な回答以外に、”地域での住民どうしの交流・居場所づくり”や”防災や防犯活動”、”高齢者の見守り”などでした。商店会としては<新たな役割>と思えるような役割に期待が大きいことが分かりました。
 『商い×暮らし(福祉)』で町づくりに貢献できないか?!、「町づくり貢献を通して商店会が元気になれたら!」という商店会からの相談を当センターが受け、この話を発展させ実現させるために月1回みんなで集まり、話し合いを続けてゆこうと提案し、現在に至っています。
 2017年4月より、毎月第3月曜日の14時30分に当センターで定例会を開催しています。
 私たちの「みん愛ネット」は、「愉しく活動しよう!」をモットーとしており、”緩く”てもお互いが良い関係でつながり、実のある活動をしてゆきたいと考えています。活動見学やご質問は本町センター(042-388-8011)まで。

定例会(毎月第3月曜日 14:30~)

 「みんなの安心・ささえ愛ネットワーク」は、毎月第3月曜日14時半~本町センターで定例会を開催しています。いまのところ規約などはもうけていません。楽しく、緩~ぅく繋がっていることでのメリットを互いに享受できたらいいなぁ~くらいに考えています。参加や見学を希望される方は、本町センター(042-388-8011 担当:山極)もしくはけやき通り商店会長の益田さん(あいたい屋店主)までご一報ください。
※写真は大久保園さんの援農活動の一環でつくったスモモジュースを試飲しながら会議をしている一幕

みまもりあいアプリの普及啓発

 社会福祉法人聖ヨハネ会高齢福祉部門は小金井市より受託運営する小金井きた地域包括支援センター、本町高齢者在宅サービスセンターが中心となり、小金井市の北東圏域の地域包括ケアシステム構築のモデルづくりに取組んでおります。
 今般、地元のけやき通り商店会長に旗振り役をお願いし、『みんなの安心・支え愛ネット』(通称「みん愛ネット」)という呼称で、ささえあい・見守りあいのネットワークづくりを開始しました。(2016年度は準備段階、2017年度より本格始動)
 同ネットワークは、高齢者や子どもの所在確認のしくみとして社団法人セーフティネットワークリンケージの「みまもりあいプロジェクト」(専用アプリのダウンロードによりみまもりの目となる取り組み)を推進しています。

世代間交流

 本町センターの周辺には幼稚園(小金井教会幼稚園)や保育園(しんあい保育園、しんあいのぞみ保育園、Arkゆめの保育園やグローバルキッズ小金井第二保育園)などが点在しています。
 援農活動などで戸外に出ると園児や先生方と出会うことも多く、ご挨拶をしあったり、畑の収穫物などをプレゼントしたり、プレゼントされたり。コロナ前は幼稚園に読み聞かせにご利用者様が訪問させていただいてもいました。いまはなかなか直接的な交流が難しいですが、先生方とともに知恵を絞っていまできる世代間交流に取り組んで参りたいと思っています。

大久保園援農(体験農業)

 本町センターでは、2018年度よりご利用者の皆様に作物の成長を愉しみにしてもらいたいとの想いから菜園づくりに取組み始めました。しかし、建物脇の土地は狭小であるため介護度の重いご利用者が菜園に立ち入ることができず、野菜の成長を確かめることがなかなかできませんでした。
 そうした実情を「みん愛ネット」のメンバーの前でお話しさせていただいたところ、大久保園さんの生産緑地の援農ボランティアのお話しをいただきました。援農と言う形で体験農業的な取り組みをさせていただけるとのことです。土地が広く、センターにほどよく近く、散歩に出かけたり、ご利用者に作物を作って頂いたり、見て頂いたり、収穫をお手伝いいただくには格好の場所と考えられました。大変ありがたいお話しで、ぜひ、参加させていただきたいとお願いし、「みん愛ネット」のメンバーや法人のメンバーにも手伝ってもらえるよう声かけをし、2019年4月29日から取り組みを開始しました。今年は2年目の取り組み。昨年の反省を踏まえ、いろいろ工夫してチャレンジしてみたいと思います。

道草市

大久保園さんのサツマイモの収穫時期にあわせて、芋ほり体験を中心に参加者に楽しんでもらい、コロナ禍でも可能なイベントを試行することを目的とし、小金井市と小金井市観光町おこし協会が主催となり、以下の参加団体が出店する。
・大久保農園(芋畑の提供)
・セブンイレブン武蔵小金井東店(駐車場の提供)
・みん愛ネット(いも汁)
・畑すみ(焼き芋 紅はるかと安納芋とシルクスイートの食べ比べ)
※畑の隅っこで遊ぶ。をテーマに農家さんと食育推進委員さんと女子だけのグループ
・とをが(子供向けワークショップ)
・藍そだて隊(タデアイの茎茶と藍のたねの配布)
・マスター木村&腹話術師いずみ、paralelleap
・芋ほり屋(芋ほりサポート 萩原さん、庭田さん、鴨下さん、大沢さん)
・小金井北地域包括支援センター(まちかど情報・相談コーナー)
・パリタリー(サツマイモ・野菜販売)
・ジェラートおかじ(サツマイモ材料のスイーツ)

「みんなの安心・ささえ愛ネット」メンバー紹介

 みんなの安心・ささえ愛ネットワーク(通称「みん愛ネット」)は、2017年4月にけやき通り商店会長が旗振り役となり、近隣の福祉施設などと福祉の町づくりや商業振興について自由に、オープンに話し合うことができる集いとして始まりました。
 この集いは、毎月第3月曜日の14時半~定例会を開催しております。参加者は地域包括支援センターのスタッフ、町会役員、まちカフェ店主、観光町おこし協会の方々、行政やNPO法人など様々な業種・立場の方がいらしております。
 いまのところ、特に規約などはもうけず、ゆる~く繋がり、小金井市で暮らしたり、仕事をするうえでの悩みや不安を分かち合ったり、こうあったらいいなぁといった夢を語ったり、お互いにできることを探し、持ち寄り、町が元気になれるような活動に取り組んでいるところです。
 このコーナーは、「みん愛ネット」に気持ちをもって参加して下さっている方の想いをご紹介させていただきます。町づくりにかける想いに共感の輪が拡がるといいなぁと思い、作成しました。ぜひ、ご一読ください。
                                        センター長 山極 愛郎

ヨハネ祭deかくれんぼ

 「みんなの安心ささえ愛ネット」(通称「みん愛ネット」)の活動のひとつに、認知症高齢者にやさしい町づくりがあります。認知症になると「場所の失見当」が現れ、一人歩きをしているうちに方角がわからなくなり道に迷ってしまうのです。
 その結果、警察に保護されるなどご家族にとっては精神的に負担と感じるエピソードが増えてきます。そうなると、勢い「入所」や「入院」の話が加速し、結果ご本人が「最期まで自宅で過ごしたい。」という希望は叶わなくなるのです。
 認知症になっても最期まで自宅で過ごしたい!、そんな思いを実現するには、ご家族が精神的に追い込まれないように、ご近所や町ぐるみで認知症になった方とその家族を支えることが求められています。
 そこで、「みん愛ネット」では、認知症に強い町づくりを実現するために、行方不明などの捜索協力支援アプリ(通称「みまもりあいアプリ」)を活用できるよう、広くアプリが普及できるよう応援したいと考えました。
 同アプリを活用した「かくれんぼ」は、2017年にけやき通り商店会が主催する秋祭りを出発点とし、同年小金井社協主催の「こがねい市民活動まつり」でも実施され、2018年は、社会福祉法人聖ヨハネ会が主催する「聖ヨハネ祭」でも実施することにいたしました。
 2019年は、小金井市がこの「みまもりあいアプリ」を「こがねいみまもりシール事業」として7月から制度化するにいたり、私たちの活動がひとつかたちになりました。(本町センター長 山極 愛郎)

「渋谷のプロボノ部」に出演しました!(2019/02/05)

 2017年、2018年と2年連続して「東京ホームタウンプロジェクト」に参加させていただき、商業振興や福祉のまちづくりに寄与できるようなリーフレットづくりにチャレンジしてきました。
 その取り組みについて、渋谷のコミュニティラジオで認定NPO法人「サービスグラント」さんが放送している「渋谷のプロボノ部」で紹介させていただく機会を得ました。

商業者向けリーフレットの作成 (東京ホームタウンプロジェクト実践事例)

第14回東京商店街グランプリ「優秀賞」受賞!(2018.11.9)

プロボノ1DAYチャレンジ

 本町センターは、10月21日(土)聖ヨハネ会法人本部にある戸塚ホール(会議室)を借りて「みんなの安心・ささえ愛ネット」の活動の一環として、同ネットのリーフレットづくりに取り組みました!
 当日は、リーフレットづくりにプロボノワーカーさん、応援にも多数の方々が駆けつけてくださいました!皆さん半日がかりの作業、お疲れ様でした!
 同リーフレットは、11月19日(日)に開催される「けやき通りの小さなお祭り~歳末謝恩餅つき大会~」でお披露目予定です。

桜町高齢者在宅サービスセンター 桜町センターの毎日 2022年度

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

5月 さくら体操

4月より桜町病院別館や法人本部戸塚ホールで開催していた、ご当地介護予防体操:さくら体操が桜町センター3Fで開催させていただくことになりました。
地域の皆様の通いの場、健康づくりの一役に担えればと思います。
時折、桜町Cの作業療法士がミニ講座も行う予定です。
ご興味がある方は、当センター1Fの小金井きた地域包括支援センターにお問い合わせください。
(通所介護・受託事業係 星野)

桜町高齢者在宅サービスセンター 先輩たちの物語 包括支援係 松村 麻衣子

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

福祉業界を選んだ理由

新卒のときは、社会貢献できそうという単純な理由でマスコミに入りました。職場結婚を機に6年ほどで退職。その後は主婦業との両立を最優先に仕事を選んできました。子育てのかたわら資格を取り、娘の小学校進学を機に幼稚園の教師となり10年勤めましたが、発達障害の子どもとの関わりから障害児教育に関心を持ち、知的障害者施設に。ところが児童でなく高齢者の担当となり、以来、リハビリ病院、特養など、高齢分野で仕事をしてきました。
ヨハネ会に出会ったのは学生時代。当時、死生学に興味があり、日本初のホスピス開設という点に注目していました。今回、娘の進学のため武蔵野に転居したことで、30年の時を経て、思いがけずヨハネ会とご縁ができました。

ご利用者さまへの支援で大切にしていること

教師をしていた頃から、「尊厳の保持」を大切にしてきました。人間を多面的な存在と捉え、安易に「こういう人だ」と決めつけないこと、誰もが果たすべき使命を持った存在だと考えること、より良い変化への可能性を信じること、それらを意識して相手と向き合う努力をしてきました。
でも、それでは不十分だということを、最近、あるカンファレンスの場で福山和女先生(福祉のテキストでおなじみの方です)より、以下のたとえ話とともにご指摘いただきました。
「翌日、大きな手術を控えた患者のベッドに、医師が訪ねてきました。その時患者が言いました。『先生、明日手術なので、私とても緊張しています』。すると医師は答えました『ぼくも初めての手術なので、とても緊張しています』。さて、ここでは誰の尊厳が脅かされているでしょうか…」
包括で直面するケースは課題が複雑なことも多く、まだ周囲に相談しながら手探りでやっています。「自分のように経験の乏しい者が担当で申し訳ない」と、つい思いがちなのですが、それは上記の例で「手術は初めて」と医師が患者に打ち明けることと同様、専門職としての自分の尊厳を傷つけ、利用者の安心を脅かす無責任な態度だと気づかせて頂きました。ただ、専門職としての尊厳の保持のためにはそれだけの力量が必要であり、改めてこの仕事の厳しさを痛感しています

コミュニケーションで大切にしていること

適切な支援を行えるよう、不安な点、迷った点について管理者から指導を受けるだけでなく、日頃から自分の実践全般について他のスタッフにも共有をお願いし、意見をもらうようにしています。
前職では相談員1名体制で、直属の上司が施設長だったため、日常業務の細かなことまで相談することが難しい環境でした。今は周りを向けば、いつでも気軽に相談でき、親身に応えてもらえるので、とてもありがたいです。また、経験豊富なスタッフが、いわゆる困難ケースに根気よく関わり、少しずつ課題を解きほぐし、他機関とも連携しつつ解決へと歩みを進めていく姿を間近で見ることもでき、とても勉強になっています。

5年後、10年後のことについて

実は、40代後半から、自分の療養や両親のケアのため、ほぼ1年おきくらいに介護離職を繰り返していました。ヨハネ会に勤めてようやく1年ですが、また家族に新たな心配事が起こり、5年先どころかこの先の見通しにも不安があります。これまでの私なら、もう無理だと諦めてしまったところですが、業務を通して得た経験を活かし、何とか仕事と介護の両立を模索したいと思っています。
30年前、私が社会人になった頃は、55歳定年が一般的でした。今は70代でも現役で活躍されている方が大勢いらっしゃいます。なかでも福祉現場は、プライベートでの経験を、利用者さまへのより良い支援に生かす可能性がある職場です。あらゆる経験を支援者としての糧にできるよう、前向きに頑張っていきたいと思います。

桜町高齢者在宅サービスセンター 先輩たちの物語 通所介護 介護員 窪田 梓

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

家族のことで悩み、背負い込む人に手を差しのべられる人になりたいと福祉の道へ進んだ

大学では社会学部に進学し、高齢化社会について学びました。また、サークル活動では障がい者ボランティアでレクリエーションなどをしていました。学生時代に父が病気になり、家族関係が上手くいかなくなる経験をしました。家族であるがゆえのもどかしさや葛藤がありたくさん悩みました。この時、同じように家族のことで悩んでいる人が居るのではないかと考え、ひとりで背負い込む人に第三者として知識をもって手を差しのべられる人になりたいと思い、福祉の道を選びました。仕事を始めた頃、ご利用者様の名前と顔を覚えることや自己紹介を積極的に行い、ご利用者様に対しても職員に対しても「相手を知る」ことを一番に考え、安心感を持ってもらうことを意識していました。今もそうですが、目線、姿勢、声の高さ、話すスピードには注意を払い、例えば、声が高いと聞きづらいと感じている方には低めの声で話したりします。また、表情、顔の筋肉、目をよく観察し、目でうなづくなどを察しながらコミュニケーションを取る努力をしています。

明るく、笑顔が絶えない環境で、ご利用者様の思考、価値観、自然な動きを大切にしてあげたい

この仕事の魅力は、ご利用者様やそのご家族様が自分を信頼して心を打ち明けて下さり、そのやりとりの中で、安心された表情やご様子を見ると「良かったな、少しでもお役に立てたかな」と思えることです。例えば、認知症の方にもいろいろな方がいらっしゃいます。声が大きい方、手を挙げる方など、介護員としては不安を感じることもありました。しかし、そういう方を避けると嫌いになってしまうだけですが、関わると一人ひとりの行動パターンがわかり、その方の思考や価値観も表情を見れば徐々に理解できてきます。その人なりにご自身の自然な動きを大切にされているので、それを私は大事にしていきたいと考えています。そうする中で、ご利用者様が笑顔になり、楽しそうに過ごしていただく姿を見ることができ、大いにやりがいを感じます。私の職場は、職員の声が明るく、良い気持ちで働ける職場なので、介護員が楽しく働くことができ、私自身もとても働きやすさを感じていますが、そういう環境だから、自分が大切にしていることを仕事に活かせることができていると感じています。

「ここだな!」と感じたこの施設で研鑽を積み、信頼され、笑顔を引き出せる介護士になりたい

そして、私は、分からないことはそのままにしておかないことを心掛けています。分からないという不安は顔に出て相手に不安感を与えてしまうので、できる事前準備はしておくことにしています。また、課題を抱えた時は、まずは自分の中で整理整頓し、何が原因でどのような環境が課題なのかを考え、自分ができることを考えます。有効となる資料を探して読み、先輩方からアドバイスをもらい、これまでと異なる視点で課題に取り組むようにしてきました。この仕事について思うのは、介護をマイナスではなくプラスに捉える人、そして、何よりも人を好きになりたい人ならとても楽しい仕事だと思います。私は、この職場に初めて来たときに「ここだな!」と直感で感じ、入職してとても楽しく仕事をさせて頂いています。それは、ご利用者様と笑顔を共有したいスタッフがたくさんいるからです。日々の研鑽を積んでいき、ご利用者様、ご家族様、職員、関係機関の方々から信頼され、笑顔を引き出せるような言葉掛けの出来る介護士になりたいです。

桜町高齢者在宅サービスセンター 先輩たちの物語 総合給食係 係長 長津 宏史

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

仕事のやりがいは、自分の考えが尊重され、クリエイティブに仕事が出来る職場風土のおかげ

私は進路を考える上で料理を活かしたいと思い、当時の高校の先生に相談すると栄養士を奨められ、栄養を学ぶ専門学校に進学しました。福祉の分野で就職しましたが、食事を提供し、喫食する人たちを豊かにしたいと考えていたので、特に福祉にこだわっていたわけではありませんでした。この施設に面接に来た時に、施設一般で抱かれていれる福祉の閉鎖的なイメージが無く、ご縁があり就職しました。それから15年勤めていますが、今、振り返ると奇跡的なご縁で、仕事が楽しい毎日を過ごせています。食事というものは正直なもので美味しい時には確実に「美味しい」という反応が返ってくるので、素直にそういった瞬間に巡り合うと、この仕事をしていてよかったなあと思います。
食事の配膳の時間に「ここの食事は他所よりもおいしい」や「いつも食事の準備をありがとう(炊事の大変さを分かっている利用者様から)といった言葉を直接かけてもらえた時は特に嬉しく思います。私がそんな風にやりがいを感じて、仕事が出来るのは、やはり、自分の考えが尊重されて、任されているという実感の中で、クリエイティブに仕事をしていける職場風土のおかげと思っています。

アイディア次第で色々な形を作ることができる栄養部で、メンバーと一緒に探求していきたい。

今、30名いる部署で係長をしています。とにかく自分が主体性を持って取り組むようにしています。知らなければ、まずは勉強から始めますし、アンテナを張って直接見たり聞いたりするようにしています。また、課題の内容にもよりますが、決められることはしっかり決めて良くも悪くもハッキリすることを心掛けています。メンバーと関わる上では、物事の良し悪しだけでなく、何故そのような事態になったのかも含めて振り返り対応を話し合っています。
また、指示を出すところは指示を出しますが、基本的に指示するというよりも、状況や状態を見て判断し、仕事を行える様にメンバーの自発性を大切にしています。ただ、仕事で目一杯になり、ビリビリしているといい仕事に結びつかないので、声掛けすようにしています。現在は、施設を利用される高齢者の方に食事を提供する事が主ですが、今後は食事に関わる業務ならどんなことでも取り組んでみたいと思っています。栄養バランス等の指導・講習や、厨房を活かした地域に向けた食の提供、製造業などアイディア次第で色々な形を作れるのが栄養部だと思います。

美味しいものを食べてほしい・・・そんな想いを一緒に感じてくれる人と一緒に仕事をしていきたい

リーダーとしては7年経ちますが、やはり「必要とされる」リーダーになりたいです。部署や職種によってリーダーのカラーも様々あると思うので、リーダーに正解はないと思います。自分は現場や経営から必要されるような人材になること、それが部署のため、ひいては組織のためになると思い日々取り組んでいます。
これから、私たちの施設で一緒に働こうと思ってくれる人には、福祉の枠にとらわれることなく、食事に満足してもらいたいという想いが先にあってもらいたいと個人的には思っています。美味しいものを食べてもらいたいう想いを大切にし、それを福祉の現場で体現したいという人ですね。私の最初の上司は、いわゆる職人的な人で「食事がぬるくなった、即回収、まずいものを食べさせられるか!」といった、こだわりの強い方だったんですが、私は食事のする人の立場を常に考えるそんな問題意識のある仕事をしていきたいと常々思っています。やらなければならないからやるのではなく、美味しいものを食べて欲しい…そんな想いを一緒に感じてくれる人と一緒に仕事をしていきたいと思います。

桜町高齢者在宅サービスセンター 先輩たちの物語 訪問サービス係長 志藤 将

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

その人らしさがしたいと希望することを大事にして関わり、できる限りの工夫をすることが私の仕事

私が福祉の仕事をするきっかけになったのは、友人の影響で障害者福祉に興味を持ったことがきっかけでした。すぐに、東京福祉人材センターへ相談しましたが、未経験な上に、専門知識のない状態で障害福祉の仕事は甘くないことを知りました。その時、担当者の方に、未経験者にも間口が広い高齢者介護から始めてはとの助言を頂き、祖父母には子どものことから身近な存在で、また可愛がってもらってきたこともあり、20代で体力にも自信もあったので、自宅近くの特別養護老人ホームに就職しました。17年前に当施設に転職し、約1年半より現在の桜町高齢者在宅センターに異動となり、主に訪問介護、訪問入浴の仕事をしています。私がこの仕事をする上で大切にしていることは、やはりその人らしさを大事にして関わるということです。つまり、その人が元気な時に日常的にしていたことやその人が本当は今もそうしたいと思うことができるように、できる限りの工夫をすることが私の仕事だと思います。確かに、話すことが難しくなってきたり、様々な機能は低下したとしても、ケアの中で返ってくる反応、表情に注意を払って、スタッフと共に、また家族を交えて、「ああしよう、こうしよう」と考えていくことを心掛けています。

望まれる最期を支援できた時が悲しさ以上にこの仕事を選んでよかったと思えた瞬間

私がこの仕事をして最も印象に残っているのは、男性利用者のYさんを担当したことです。日中のYさんは奇声をあげ、介護拒否をする方でした。しかし、夜になると夜勤者に預かりのビールをもらい、普通に世間話をされるのが楽しみにされている方でした。そんな不思議なYさんの希望でスナックに付き添ったり、定期的に墓参りに付き添ったりとそこはあくまでボランティアでしたが、ご本人が真に望むことをお手伝いできるのは楽しいと感じさせてくれた方でした。そのYさんの終末期に、別れた妻子と会いたいと希望され、相談員が自治体に掛け合って探してもらったところ、30年ぶりに奇跡の再会ができました。大人になった娘さんの手をしっかりにぎり離そうとしない姿が忘れられません。最期は、体調的に外出は困難な状態でありながら墓参りに行きたいと希望され、ご家族の協力でお墓参りをしました。その後、ご家族に見守られて亡くなりました。こんなドラマのような話は中々ありませんが、やはり利用者ご本人が望まれる最期を支援できた時は、悲しさ以上にこの仕事を選んでよかったと思った瞬間でした。

私の仕事ぶりをみて、この仕事は楽しいと感じてもらえるようなリーダーを目指したい

今、リーダーとして仕事をしていますが、メンバーと関わる上で心掛けていることは上下関係、年齢に関係なく敬語でコミュニケーションをとるようにすることです。日頃から接遇を意識して行動することは、サービス提供時の言動に反映されると思うので無意識でも礼儀ある行動がとれるように努めています。サービス提供において、できることとできないことは明確に伝えるようにしています。また、課題を抱えた時は、どのような解決が望ましいかあまり時間をかけずに大まかに考える事ようにしています。課題により同僚や上司、関係者に相談して意見を頂戴しながら最初の解決案でよいか検討しますが、時間をかけなくてもできることは自分で、時間がかかりそうなことは早目に協力を打診して抱える時間を短くするように心掛けています。一番大切なことはメンバーが楽しく、やりがいを感じて仕事をするようにすることです。そのためにも、私の仕事ぶりをみて、この仕事は楽しいと感じてもらえるようなリーダーを目指しています。

桜町高齢者在宅サービスセンター 先輩たちの物語 施設長 鈴木 治実

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

施設長の願い 「小金井で暮らし続けたい!」と思ってもらえる存在

桜町高齢者在宅サービスセンター
施設長 鈴木治実

私たちは、桜町高齢者在宅サービスセンターでは、センター全体が一体的に支援することにより、地域の高齢者の方々が、年老いて介護の相談に来られる場面から、最期をお迎えになるまで安心して生活ができるようにサポートをすることが果たすべき役割と認識しています。
具体的な事業は以下の通りです。

・通所介護(総合事業、一般型、認知症対応型)
・訪問介護
・訪問入浴
・居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)
・地域包括支援センター(小金井市受託事業)
・小金井市受託事業
・配食サービス(自由契約)

これらの事業をする上で、私が職員とともに意識しているのは「小金井で暮らし続けたていきたい!」という気持ちをこの街で暮らす高齢者をはじめとする皆さんにお持ちいただけるような存在になりたいと思っています。現在の介護保険制度では限界があり、要介護者にとって様々なジレンマの中で生活されています。私たちは、そういった法律や制度から漏れているサービスについても可能な限り積極的にチャレンジし、小金井で暮らしている人はもとより、「私もこの街で暮らしてみたい」と思ってもらえる人が集まる街の魅力の一つになりたいと思います。

ご利用者様や仲間の立場、気持ちを感じ取り、尊厳を守ったケアのできる人を仲間に迎えたい

私たちが日頃、仕事をする上で大切にしていることは、
1.ご利用者様の尊厳を守ったサービス提供
2.ご利用者様の気持ちを感じ取り、その気持ちに寄り添ったサービス提供
3.介護保険制度の枠組みでは、支え切れない方(部分)へのサポート
です。このスタンスに共感してくれる人、そして、これらがどういうことなのかを常に意識し、考え、自ら進んで行動する人と一緒に仕事がしたいと思います。具体的には、ご利用者様や仲間の立場、気持ちを感じ取り、その時の状況に合わせた声掛けや援助・サポートができる人材、尊厳を守ったケアの出来る人材です。

いつも明るく笑顔にあふれ、自然に声をかけ合える雰囲気のある環境づくりをしていきたい

ご利用者様が、「この街で暮らし続けたい」と思って頂けるサービスを提供したいと思うのと同じように、職員にとって「この職場で働き続けたい」という気持ちになれる職場環境をつくりたいと思っています。
そういう職場環境を作るためにも、いつも明るく笑顔に溢れ、自然に声をかけ合える雰囲気のある環境づくりをしていきたいと思います。
例えば、「お疲れ様です」に一言を加えて、「お疲れ様です、元気そうですね」、「お疲れ様です、最近、元気ないんじゃないの?」といった感じでお互いが気にかけ合う、支え合うような風土です。また、理念や経営の方針を理解し、深めるための学習機会を大切にしていきいたと思います。私も率先して、理念の深い意味の理解に努め、メンバーにとともに、より良いサービスを目指し、それぞれがイキイキと働き、充実感を持ち続けられるようにしたいと思います。

桜町聖ヨハネホーム ボランティアについて

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

小金井公園へのお散歩にも、ボランティアの方々のご協力のおかげで実施することができています。
天気のよい日には、ご利用者様の表情も明るいですね。

ホームでお手伝い頂いているボランティアの紹介をさせていただきます♪

ありがたいことに、ホームでは職員の手が回らないような多くのことを、ボランティアの方々がいろいろとお手伝いくださっています。ありがとうございます。
ご利用者様に楽しい時間を過ごしていただくためのサークル活動にご協力くださる方々、洗濯たたみ、館内清掃、食事の後の下膳、中庭などの植物の手入れ、その他たくさんご協力いただいています。

ボランティアしてくださる方を募集しております【随時】

ボランティアの皆さま、いつもありがとうございます。

ボランティアさん募集中! 

イベントボランティアも募集しております。お問い合わせは ☎042-381-1234まで
お待ちしています! 

金曜ティータイム

毎月、第一金曜日に「金曜ティータイム」を実施しています。
テーブルには季節の花が飾られ、ボランティアの皆さまが本格的なコーヒーを淹れて運んできて下さいます。たくさんのボランティアの皆さまのお力をお借りして開催できている「金曜ティータイム」ですが、ティータイムを盛り上げて下さるのがイベントボランティアの皆さまです

2019年9月6日、今年もまた「フラリノリノアーヌエヌエ」というフラの皆さまが来て下さいました。鮮やかな衣装と素敵な笑顔で優雅にフラをご披露して下さいました!ご利用者さまも一緒に参加させて頂いたり、代表の方の軽快なトークもあり、大変楽しいティータイムとなりました

「フラリノリノアーヌエヌエ」の方々です

今回ペアで踊るのは初めてとのことした!男性の方の全体の動きもしなやかでした。

なんて素敵な笑顔と衣装!みているこちらも自然に笑みが浮かびます♫

スッと伸びた背筋に腕の動きがしなやかで、本当に素敵です!

サンデーティータイム

2019年9月8日(日)家族会の方々によるサンデーティータイム♫
歌や踊りを披露してくださる方の演奏を聴きながら、家族会の方が入れてくださるコーヒーをいただきながら、楽しいひと時を過ごしていただきました!
今日の夕方から夜にかけて、台風が関東地方に上陸すると予報が出ていたのですが、サンデーティータイム家族会の皆様の温かい思いのお陰で、雨はなんとかもちました!
昨年9月は「幸楽会」という大阪音楽大学のOBの皆さまが来て下さいました。素敵なピアノと歌声に心揺さぶられ、涙するご利用者さまもいらっしゃいました。

桜町聖ヨハネホーム ヨハネホームの毎日 ホームでの様子 2022年度

2022.12.31 ブログ - 高齢部門

新しい年度になりました

新年度は「コロナ禍」が少しでも落ち着くだろうという期待がありましたが、いまだに先が見えそうで見えません。それでもご利用者様の日常を守るため、職員一丸となってこの「コロナ禍」を乗り切って参りたいと思っております。今年もまた気を引き締めて予防に努めて参ります。

お正月

2023年も桜町聖ヨハネホームを宜しくお願いします。

明けましておめでとうございます。
お陰様で、今年は良い天気の元日を迎えることができました。

干支は、うさぎ年という事ですが、うさぎは安定感があり縁起の良い動物とされています。
うさぎは前足より後足が長く、特に坂道を駆け上がることが得意と言われており、「兎の上り坂」とは、得意な分野で力を発揮できること、条件に恵まれてとんとん拍子に話が進むことなどを指すそうです。

という事で、今年は、桜町聖ヨハネホームが好条件に恵まれる年になることを信じたいと思います。

ご家族の皆様、関係者の皆様、桜町聖ヨハネホームのご支援を賜っている皆様
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

Early afternoon(昼下がり)

昼下がりに2階に伺いますと、女性7名の皆様がミュージックビデオを鑑賞しながら、口ずさんでおられました。

敬老会(その2 催し)

太鼓の達人による東京音頭で皆さん大喜びです。

演奏に合わせて多くの方が秋に因んだ唄を口ずさんでおられました。

節目の年齢の方に贈らせて頂きました。職員の手作りです。
お喜びになられる方、感極まって涙ぐまれる方と様々なご様子が伺えました。

節目の年齢の方に贈らせて頂きました。職員の手作りです。

敬老会(その1 昼食)

9月19日(祝)敬老の日に敬老会を実施します。これは昼食のお品書きです。

実物です!! お赤飯が嬉しい。

お月見

9/10(土)はお月見の行事がありました。
ご利用者様は食事の後、屋上に行き涼風にあたりながら「中秋の名月」を満喫されておられました。

遠くに見えるのが「中秋の名月」です。

七夕献立

7月7日は七夕でした。

ホーム内の昼食は「七夕献立」という事で、彩り豊かな素麺・天婦羅等が提供されております。

参議院議員不在者投票

7月6日は参議院議員及び比例代表の不在者投票を行いました。
どなたを投票用紙にお書きになるか、事前に決めてこられた方、投票席に着いてから悩まれる方など多様な様子が伺えました。
投票に来られた皆様が、投票箱に投票用紙を入れられた時は、達成感の感じられる表情をなさっていたのがとても印象的でした。
御協力ありがとうございました。

紫陽花御膳

コロナ感染症患者につきましては6月5日(日)は東京都で1,584名とのことでした。
かなり減ってきたというものの50歳代迄で1,409名というのは、まだ拡大の可能性は秘めていますので油断はできません。(60歳代以上175名)

この様な状況下で、季節感を感じることがかなり少ないご利用者様に、食を通じて季節を感じて頂きたいという事で今日のお昼は「紫陽花御膳」が提供されました。

・そら豆ご飯 ・豆腐のすまし汁
・鰈の木の芽味噌焼き ・筍とがんもどきの煮物

ご利用者様の作品で癒され「紫陽花」

医務室の扉の前にはご利用者SS様の折紙の作品(紫陽花)が貼られていました。
蒸し暑くジメジメしている昨今ですが、職員はこの作品を見て癒されています。

母の日

昨日は母の日という事で、多くの御家族の皆様から、ご利用者様へカーネーションが送られておりました。

母であるご利用者の皆様は、花を見てとても喜ばれておられます。

その後、お母様方に見て頂きました多くの花は、マリア様像の前に置かせて頂きました。

御家族の皆様ありがとうございました。

【桜町C】求人情報・サービス空き情報・月間予定表を更新しました

2022.11.07 お知らせ,お知らせ - 桜町高齢者在宅サービスセンター

日頃より当センタ-の事業にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
以下のページを更新しています。

・求人情報(通所介護生活相談員、送迎運転員 追加)
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