お知らせ

園児との クリスマス交流会(富士北麓聖ヨハネ支援センター)

2018.12.20 ブログ - 聖ヨハネ会,ブログ - 障害部門

「とびはねんぼうのサンタクロース」は僕らのヒーロー!

12月4日【富士吉田市立第4保育園(マザーズホーム)】、12月19日は【小さき花幼稚園(以下小さき花)】に、生活介護の利用者さんと交流会に行ってきました。開始当初から、センター長とセンター長代理の利用者さんとの漫才のような掛け合いに子どもたちの目が輝きます。ギター伴奏の「どんな色が好き」の歌に合わせて、色に応じた絵を職員がパネルに貼っていき、最後にはサンタがソリに乗って屋根の煙突に向かう風景が完成します。そこにサックスのクリスマスソングが流れてきます。サンタの衣装に身を包んだ飯島職員がサックスを吹きながら子ども達の前へ。子ども達はとても驚き、そのあと大歓声をあげます。そのまま、ギターとサックスで子どもたちと一緒に「あわてんぼうのサンタクロース」の大合唱!さんは瞬時にサンタの衣装に着替え、ジャンプをしながら子どもたちの前に登場。さながら「あわてんぼうのサンタクロース」ならぬ「とびはねんぼうのサンタクロース」に子ども達は大喜びです。最後は三浦職員の振り付け指導のもと全員で♪【YMCA】を歌い踊りました。帰りには子ども達が「楽しかった」「また来てね」と言ってくれ、交流会は大成功でした。(A)

 当センターには多くの【マザーズホーム】出身者が通って来ています。【マザーズホーム】の先生方も大きくなった卒園生との再会をとても楽しみにしてくれています。今回の【小さき花】との交流会は卒園生のHさんの希望で実現しました。交流会の最後にHさんは次の様な挨拶をしました。「私はここの幼稚園を卒園しました。卒園証書をもらうときに皆はステージの上でしたが、私はここ(フロア)でもらいました。」実は私はヨハネ会に入職する前【小さき花】と同じ法人で働いていた。Hさんが【小さき花】に入園希望された時、現場の先生たちはバギーに乗っている子どもの入園に戸惑いを隠せなかった。しかし当時園長であった神父様の「大丈夫だよ。受け入れよう」の一言で入園が決まったと記憶している。君というやはり肢体不自由の子どもも一緒に入園してきた。先生達も子ども達も二人をあるがままに受け止めて皆で育っていった。運動会などは子ども達が二人の名前を大声で叫んで「頑張れ、頑張れ」と声援を送っていたことを思い出す。先生達もHさんの挨拶で当時のことを思い出したのだろう、挨拶の後Hさんのもとに来てお互い泣きながら抱きあっていた。Hさん以来【小さき花】は障害を持っている子どもの受け入れを行っている。Hさんの入園は神様のお導きだったのだろう。
(米川)

みんなで一緒に歌おーーー!

挨拶はちょっと照れちゃいます。

カテゴリー

月間アカーイブ