『みんなの安心・ささえ愛ネット』の活動をよろしくお願いいたします!
「みんなの安心・ささえ愛ネットワーク」(以下「みん愛ネット」)は、2017(H29)年3月にけやき通り商店会長が同商店会復興を目指し行った「けやき通りの元気なコミュニティづくり事業のための調査」(平成28年度地域・まちなか商業活性化支援事業費補助金事業【地域商業自立促進事業】)をきっかけに生まれました。
この調査で「商店会に求められる役割期待」は、”身近に買物できる環境の充実”といった一般的な回答以外に、”地域での住民どうしの交流・居場所づくり”や”防災や防犯活動”、”高齢者の見守り”などでした。商店会としては<新たな役割>と思えるような役割に期待が大きいことが分かりました。
『商い×暮らし(福祉)』で町づくりに貢献できないか?!、「町づくり貢献を通して商店会が元気になれたら!」という商店会からの相談を当センターが受け、この話を発展させ実現させるために月1回みんなで集まり、話し合いを続けてゆこうと提案し、現在に至っています。
2017年4月より、毎月第3月曜日の14時30分に当センターで定例会を開催しています。
私たちの「みん愛ネット」は、「愉しく活動しよう!」をモットーとしており、”緩く”てもお互いが良い関係でつながり、実のある活動をしてゆきたいと考えています。活動見学やご質問は本町センター(042-388-8011)まで。
※写真は大久保園さんの援農活動の一環でつくったスモモジュースを試飲しながら会議をしている一幕
今般、地元のけやき通り商店会長に旗振り役をお願いし、『みんなの安心・支え愛ネット』(通称「みん愛ネット」)という呼称で、ささえあい・見守りあいのネットワークづくりを開始しました。(2016年度は準備段階、2017年度より本格始動)
同ネットワークは、高齢者や子どもの所在確認のしくみとして社団法人セーフティネットワークリンケージの「みまもりあいプロジェクト」(専用アプリのダウンロードによりみまもりの目となる取り組み)を推進しています。
世代間交流
本町センターの周辺には幼稚園(小金井教会幼稚園)や保育園(しんあい保育園、しんあいのぞみ保育園、Arkゆめの保育園やグローバルキッズ小金井第二保育園)などが点在しています。
援農活動などで戸外に出ると園児や先生方と出会うことも多く、ご挨拶をしあったり、畑の収穫物などをプレゼントしたり、プレゼントされたり。コロナ前は幼稚園に読み聞かせにご利用者様が訪問させていただいてもいました。いまはなかなか直接的な交流が難しいですが、先生方とともに知恵を絞っていまできる世代間交流に取り組んで参りたいと思っています。
大久保園援農(体験農業)
本町センターでは、2018年度よりご利用者の皆様に作物の成長を愉しみにしてもらいたいとの想いから菜園づくりに取組み始めました。しかし、建物脇の土地は狭小であるため介護度の重いご利用者が菜園に立ち入ることができず、野菜の成長を確かめることがなかなかできませんでした。
そうした実情を「みん愛ネット」のメンバーの前でお話しさせていただいたところ、大久保園さんの生産緑地の援農ボランティアのお話しをいただきました。援農と言う形で体験農業的な取り組みをさせていただけるとのことです。土地が広く、センターにほどよく近く、散歩に出かけたり、ご利用者に作物を作って頂いたり、見て頂いたり、収穫をお手伝いいただくには格好の場所と考えられました。大変ありがたいお話しで、ぜひ、参加させていただきたいとお願いし、「みん愛ネット」のメンバーや法人のメンバーにも手伝ってもらえるよう声かけをし、2019年4月29日から取り組みを開始しました。今年は2年目の取り組み。昨年の反省を踏まえ、いろいろ工夫してチャレンジしてみたいと思います。
道草市
大久保園さんのサツマイモの収穫時期にあわせて、芋ほり体験を中心に参加者に楽しんでもらい、コロナ禍でも可能なイベントを試行することを目的とし、小金井市と小金井市観光町おこし協会が主催となり、以下の参加団体が出店する。
・大久保農園(芋畑の提供)
・セブンイレブン武蔵小金井東店(駐車場の提供)
・みん愛ネット(いも汁)
・畑すみ(焼き芋 紅はるかと安納芋とシルクスイートの食べ比べ)
※畑の隅っこで遊ぶ。をテーマに農家さんと食育推進委員さんと女子だけのグループ
・とをが(子供向けワークショップ)
・藍そだて隊(タデアイの茎茶と藍のたねの配布)
・マスター木村&腹話術師いずみ、paralelleap
・芋ほり屋(芋ほりサポート 萩原さん、庭田さん、鴨下さん、大沢さん)
・小金井北地域包括支援センター(まちかど情報・相談コーナー)
・パリタリー(サツマイモ・野菜販売)
・ジェラートおかじ(サツマイモ材料のスイーツ)
「みんなの安心・ささえ愛ネット」メンバー紹介
みんなの安心・ささえ愛ネットワーク(通称「みん愛ネット」)は、2017年4月にけやき通り商店会長が旗振り役となり、近隣の福祉施設などと福祉の町づくりや商業振興について自由に、オープンに話し合うことができる集いとして始まりました。
この集いは、毎月第3月曜日の14時半~定例会を開催しております。参加者は地域包括支援センターのスタッフ、町会役員、まちカフェ店主、観光町おこし協会の方々、行政やNPO法人など様々な業種・立場の方がいらしております。
いまのところ、特に規約などはもうけず、ゆる~く繋がり、小金井市で暮らしたり、仕事をするうえでの悩みや不安を分かち合ったり、こうあったらいいなぁといった夢を語ったり、お互いにできることを探し、持ち寄り、町が元気になれるような活動に取り組んでいるところです。
このコーナーは、「みん愛ネット」に気持ちをもって参加して下さっている方の想いをご紹介させていただきます。町づくりにかける想いに共感の輪が拡がるといいなぁと思い、作成しました。ぜひ、ご一読ください。
センター長 山極 愛郎
ヨハネ祭deかくれんぼ
「みんなの安心ささえ愛ネット」(通称「みん愛ネット」)の活動のひとつに、認知症高齢者にやさしい町づくりがあります。認知症になると「場所の失見当」が現れ、一人歩きをしているうちに方角がわからなくなり道に迷ってしまうのです。
その結果、警察に保護されるなどご家族にとっては精神的に負担と感じるエピソードが増えてきます。そうなると、勢い「入所」や「入院」の話が加速し、結果ご本人が「最期まで自宅で過ごしたい。」という希望は叶わなくなるのです。
認知症になっても最期まで自宅で過ごしたい!、そんな思いを実現するには、ご家族が精神的に追い込まれないように、ご近所や町ぐるみで認知症になった方とその家族を支えることが求められています。
そこで、「みん愛ネット」では、認知症に強い町づくりを実現するために、行方不明などの捜索協力支援アプリ(通称「みまもりあいアプリ」)を活用できるよう、広くアプリが普及できるよう応援したいと考えました。
同アプリを活用した「かくれんぼ」は、2017年にけやき通り商店会が主催する秋祭りを出発点とし、同年小金井社協主催の「こがねい市民活動まつり」でも実施され、2018年は、社会福祉法人聖ヨハネ会が主催する「聖ヨハネ祭」でも実施することにいたしました。
2019年は、小金井市がこの「みまもりあいアプリ」を「こがねいみまもりシール事業」として7月から制度化するにいたり、私たちの活動がひとつかたちになりました。(本町センター長 山極 愛郎)
「渋谷のプロボノ部」に出演しました!(2019/02/05)
2017年、2018年と2年連続して「東京ホームタウンプロジェクト」に参加させていただき、商業振興や福祉のまちづくりに寄与できるようなリーフレットづくりにチャレンジしてきました。
その取り組みについて、渋谷のコミュニティラジオで認定NPO法人「サービスグラント」さんが放送している「渋谷のプロボノ部」で紹介させていただく機会を得ました。
商業者向けリーフレットの作成 (東京ホームタウンプロジェクト実践事例)
第14回東京商店街グランプリ「優秀賞」受賞!(2018.11.9)
プロボノ1DAYチャレンジ
本町センターは、10月21日(土)聖ヨハネ会法人本部にある戸塚ホール(会議室)を借りて「みんなの安心・ささえ愛ネット」の活動の一環として、同ネットのリーフレットづくりに取り組みました!
当日は、リーフレットづくりにプロボノワーカーさん、応援にも多数の方々が駆けつけてくださいました!皆さん半日がかりの作業、お疲れ様でした!
同リーフレットは、11月19日(日)に開催される「けやき通りの小さなお祭り~歳末謝恩餅つき大会~」でお披露目予定です。